水虫の治療薬にラミシールというとても有名な治療薬があります。水虫でお悩みの方や治療を考えた方は耳にしたことのあるお薬ではないでしょうか。当サイトでは水虫治療薬ラミシールについてご紹介します。

高齢者施設で感染する角化型足白癬にはラミシール

ラミシール 高齢者施設 角化型
水虫には、若者に多い汗疱状足白癬と趾間型白癬や角化型白癬などがあります。
水虫の中で最も感染者の多い趾間型白癬は、特に第4趾間と呼ばれる小指と薬指の間に強い痒みを伴う発赤や鱗屑、小水疱、膿胞があらわれ、汗疱状足白癬は足の側縁面や土踏まずなどに趾間型白癬と同様の症状があらわれ、患部に浸軟や糜爛がみられ膿疱が破れジュクジュクな状態になります。趾間型白癬や汗疱状白癬は、ラミシールなどの抗真菌剤配合の外用薬の薬理効果が強く出るので、角化型足白癬に比べて短期間で完治します。
角化型足白癬は、足の裏の角質が厚く硬化する事により白くカサカサの状態になり、空気が乾燥する冬にはヒビ割れたり、角質が剥離するケースもありますが、基本的に強い痒みもなく患部が乾燥している為に、特に高齢者施設では角化型足白癬の感染に気付かないケースが多くあります。
角化型足白癬は、かかとに症状があらわれる事が多く、角質の深部に寄生する白癬菌に対してラミシールなどの抗真菌剤配合の外用薬の薬理効果は弱く、高齢者施設の入浴は毎日行われておらず、患部の角質を流し落とす事が不可能な為に、ラミシールなどの抗真菌剤を含有する外用薬の効果を高める事が出来ず、高齢者施設に入所する角化型足白癬患者の治療が難しいとされています。
一般的に角化型足白癬の治療には、白癬菌の細胞膜を形成するエルゴステロールの生合成の律速酵素であるスクアレンエポキシダーゼの働きを阻害し死滅させる効果のあるラミシールの服用薬が処方されていますが、高齢者は肝臓の機能や腎臓の機能が低下している方も多いので、副作用が少ないとされるラミシールの投与には細心の注意が必要とされています。その為、合併症のない限り服用薬による積極的な治療は行わず、抗真菌剤やサルチル酸ワセリンなどの外用薬による治療を行っている高齢者施設が多くあります。